M-1 2019回顧録

昨日行われた「M-1 2019」

今回は、基本的には前回同様で「決勝当日にゲストが1組ずつくじを引き、順番にコンビがネタを披露する形式」であるが、ちょっと違うのは敗者復活組の出番順が、一番最後とは限らないこと。

つまり、1番目かも知れず、くじが引かれた瞬間に、敗者復活者が判明する、ということだ。

優勝者の決定方法は昨年と同じで、敗者復活勝者を含めて10組がそれぞれネタを出し合い、得点の上位3名が決勝に進出し、最後は得点ではなく、審査員により「誰が面白かったか」の獲得票数で決める、というやり方だ。

出場者と出演順は、以下の9組と敗者復活戦を勝ち抜いてきた1組。
その1組とは、和牛だった。

1.ニューヨーク
2.かまいたち
3.和牛
4.すゑひろがりず
5.からし蓮根
6.見取り図
7.ミルクボーイ
8.オズワルド
9.インディアンス
10.ぺこぱ

また、今回の審査員を務めるのは以下の7名。

オール巨人
上沼恵美子
サンドウィッチマン・富澤
立川志らく
ナイツ・塙
中川家・礼二
松本人志


以下、出演者順に私の感想・評価と実際の獲得点数を付してみました。

・ニューヨーク(B)616
「いい曲が生まれた」ネタ
こういう場で歌ネタは結構厳しいと思うが、想像より面白かった。
ただ、残念ながら次のネタを聞いてみたいとは思わなかった。

かまいたち(A)660
UFJに行った」ネタ
UFJとUSJを間違えた、というだけで延々と山内がボケ倒していたのが、なかなか面白かった。

・和牛(A)652
「不動産屋との部屋選び」ネタ
予選でやったネタだけど、笑いを取った実績があるので同じものにしたのだろう。
ちょっと変えていたけど、相変わらず安定していて面白かった。

すゑひろがりず(A)637
「婚活」ネタ
扇子と鼓を使った古いパターンの漫才かと思いきや、どうしてどうしてまったく新しい漫才だった。
意外にも大笑いしてしまった。

からし蓮根(C)639
「免許を取り直す」ネタ
教習所ネタとしては、特にヒネりがなく、しゃべりそのものがあまりうまくない。
前4組と比べるとちょっと格落ち感があった。
最後はちょっと笑ったけど。

・見取り図(C)649
「お互いに褒め合う」ネタ
いつもはもっと面白かったと思うのだけど、今回はちょっと残念。
それと、途中でセリフを噛んだとしても、それをわざわざ説明する必要はない。

・「ミルクボーイ」(A)681
「朝ごはんの名前を忘れた」ネタ
つかみのベルマークは余計でオチも残念だったけど、全体的に面白かった。
コーンフレークだけで、よくあそこまで引っ張ったな、と感心してしまった。

・オズワルド(C)638
「先輩と付き合い方法」
テンポが遅くて、最初はどうなるかと思ったが、そこそこ笑えた。
ただ、ネタはあまり面白いとは言えなかった。

・インディアンス(B)632
「おっさんのような彼女」ネタ
テンポは良かったが、内容がちょっと今いちだったか。

・ぺこぱ(B)654
「タクシー運転手」ネタ
つかみは不安だったが、そこそこ面白かった。
斬新なツッコミは面白いが、ボケがつまんない。


以上の結果、決勝戦の残ったのは、ミルクボーイ・かまいたち・ぺこぱの3組。

勝戦の順番とネタは以下の通り。


・ぺこぱ(B)
「お年寄りには親切にしたい」ネタ
ボケは相変わらず下手クソだけど、ツッコミは面白い。
ここまでくると、ちょっとクセになりそうなキャラクターだった。

かまいたち(A)
「人に自慢できること/トトロ見たことない」ネタ
もはや安定してきていて、ホントに面白い。

・ミルクボーイ(A)
「好きなお菓子の名前を忘れた」ネタ
一本目とまったく同じパターンだったが、爆笑した。


そして優勝は・・・

ミルクボーイ!!

7人中6人が推して圧倒的な差だったが、ある意味予想通りか。

とは言え、今回のM1は、審査員の人たちも言っていたように「過去最高」と言える大会だったかも知れない。

序盤にかまいたちと和牛の他にすゑひろがりずとかが出てきて爆笑をとっていたので、後半失速するかと思いきや、最後までほぼ飽きることなく見ることができた大会は、ホントに珍しいかも知れない。

これまでなら、途中で「あっ、このコンビで決まりだな」とある程度予想はできたけど、今回はまったくわからず、

和牛が決勝戦に進めなかった時点で、ちょっと驚いた。

いやあ、今回はこれまで以上に大笑いさせていただきました。